珍日本風土記

『珍スポット』を求めて、日本全国を駆け巡っています。

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未知との遭遇 沼津港深海水族館 【静岡県沼津市】

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人類の歴史は冒険の歴史です。



地球の陸地に上陸を果たし、進化の過程の中で知恵や技術を蓄積させ、生物界や自然までもを支配してしまう生き物になってしまいました。我々の冒険は手付かずの森林や山脈、地球の極地、さらには宇宙へと向けられています。そして地球最後のフロンティアとも言われる「深海」にも人類の冒険の歩みが及ぶようになったのです。



まあ、そのような壮大なストーリーはさておき、珍日本風土記的に深海にアプローチしようと思えば、ここに行く以外に方法はありません。




お待たせ致しました。



それでは皆様を、静岡県沼津市へとご案内いたします。







■ 未知との遭遇 沼津港深海水族館【静岡県沼津市】



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2012年12月の中旬。青春18きっぷの冬季利用期間の開始日に合わせて、沼津への日帰り旅を敢行しました。東京から沼津までは東海道線でおよそ2時間。平日朝方のラッシュに重なったため、グリーン車を選択して快適に移動します。




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沼津駅に到着すると、水族館のある沼津港へ向かう路線バスへ乗車します。およそ15分ほどで沼津港へ到着。干物、しらす、そして最近注目されだした深海魚と、都心から近いこともあり海鮮を求めて多くの客で賑わっていました。沼津港を一通り見学した後、お目当ての物件へと向かいます。






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出ました。


沼津港深海水族館。


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港八十三番地という飲食店の立ち並ぶ一角にあります。ちょうど開館1周年のキャンペーンをやっていて、通常の入場料が1,600円のところ、入場料+お食事券1,000円分=2,000円というセットがあったので、そちらで入場。






館内はテーマ別に構成されて展示が行われているわけですが、珍日本風土記的に言えば印象的なヘンテコな生き物が重要ですので、それを羅列していきたいと思います。


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■ オオモンカエルアンコウ

こういう色の鯛の形をしたあられ、ありますよね。魚のくせして泳ぐのが苦手で、ほとんど動かずに鰭で体を支えてじっとしているそうです。頭の上に疑似餌がついていて、それをユラユラさせて獲物をおびき寄せ、丸飲みにするそうです。その瞬発力はどこから沸いてくるのでしょうか。



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■ コクテンフグ

水槽の角で目立たぬように振舞っているコクテンフグですが、20年前までは"ヨゴレフグ"という名前だったらしく、あまりに残酷なので改名されたそうです。やや伏目がちで控えめにしている様子から推測するに、おそらく"ヨゴレフグ"時代には周囲からかなり侮辱されたものと思われ、その頃のトラウマが未だに残っているのではないでしょうか。快方に向かうことを祈ります。



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■ ボロカサゴ

この方に至っては改名すらされず、"ボロ"という汚名をきせられています。可愛らしい雪だるまの傍らで、本人としてはお茶目にすましているつもりなのでしょうが、所詮はボロカサゴです。このまま天婦羅にして食べてしまいましょう。



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■ チンアナゴ

時折、砂の中から顔をのぞかせてプランクトンを食べるそうです。




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■ モクズショイ

藻屑を背負っているからモクズショイ。何て単純でストレートな名前なのでしょう。薪を背負う二宮尊徳が、マキショイなどと名づけられたら本人はたまったものではありません。



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馬鹿にしてたら怒りはじめました。



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この水族館のもうひとつの特徴はシーラカンスの展示です。冷凍保存の個体が2体、剥製標本が3体展示されています。1,600円という入場料は水族館としては高めだと思うのですが、おそらくシーラカンス関連でかなりのお金を使っているのではないでしょうか。



(※以下、閲覧注意!!!)




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たいそう価値のあるものと出会えるのかと進んでいくと、何故かヘビがいました。




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さらにカエルがいました。



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極めつけはゴキブリ。これはかなり強烈です。こんな大物がゴキブリホイホイに捕まっていたら、きっとツマミを持ち上げてゴミ箱にポイすることすらできないでしょう。



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■ プロトプテルス・アネクテンス

さらに懐かしい方と再会を果たすことができました。夏に訪問した宮崎県小林市の物件、出の山淡水魚水族館でとにかくほとんど動かない魚と出会ったのですが、ここ沼津にもいたのです。




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■ ハリモグラ

中にはシーラカンスとは縁もゆかりも無いような生き物までいます。学術的には大いに関係があるようなのですが、よく分かりませんでした。


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■シーラカンス

こうして間近に見ると迫力があります。鱗の形や模様ひとつひとつに積み重ねてきた歴史が垣間見えるようです。







深海の世界にとりつかれ、未知との遭遇に夢を追い求めたいという好奇心旺盛な方は、どうぞ駿河湾周辺への移住をご検討下さい。

間もなく終点です。





本日もご乗車いただきありがとうございました。







<2012.12.10訪問>



-----物件情報-------

■ 沼津港深海水族館

住所:静岡県沼津市千本港町83

アクセス:JR東海道線 沼津駅よりバス15分 / 東名沼津ICより車で20分

予算:大人1,600円 子ども800円

定休日:年中無休

HP: http://www.numazu-deepsea.com/

電話:055-954-0606
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| 東海 | 20:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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私は新幹線に住んでいますと自慢できる町 【静岡県函南町】

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もしも友人から、「俺は新幹線で暮らしているんだ」と自慢げに言われたら、「一体何を馬鹿なことを法螺吹いているんだコイツは・・・」と呆れ返ることでしょう。しかし日本のあるところでは、そういう会話が通用する地域があるのです。





お待たせしました。




それでは皆様を静岡県函南町へとご案内いたします。











■私は新幹線に住んでいますと自慢できる町 【静岡県函南町】


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東海道線の起点 東京駅より西へと下り、JR東とJR東海の境界である熱海を過ぎ、三島・沼津といった駿河東部へと抜ける丹那トンネルの切れ目に位置する函南駅へと降り立ちます。熱海と三島の中間にある難読地名の函南(かんなみ)。青森-函館間の青函(せいかん)トンネルに代表されるように、「函」とは「箱」を意味する言葉であり、函南の「函」とは「箱根」のことを指しています。要するに箱根の南側にある町だから「函南」という訳です。






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函南町には「新幹線」と名のつく地区があるらしく、その実態を確かめるべく訪問することになったのです。熱海から三島までの区間は、東海道線と東海道新幹線がほぼ並走しており、函南駅の構内からも猛スピードで駆け抜ける新幹線を見ることができます。函南に「新幹線」という地名があるのは、かつて新幹線の建設に携わった方々の居住区があったからだそうです。


ネットで事前調査した情報を元に、函南駅から7~8分ほど歩きます。







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出ました。



これを眺めれば「新幹線区」の住民配置が一目瞭然です。区内はさらに細かく9班に区別されているようです。現代はプライバシーだなんだという理由で個人名が特定されるような区内図が公の場に掲げられることは少なくなりましたが、それが現存するということは新幹線区の地域としての結束した関係を暗に示しているように見えます。



しばらく区内を歩いてみると、新幹線と名のつくものが発見できました。




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まずは伊豆箱根バスのバス停。そう遠くない位置に「幹線上」と「幹線下」があります。函南駅方面行きの「幹線上」のバス停に至っては金網に括り付けられるという珍しいタイプのバス停でした。





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続いて工事用の標識。はっきりと「新幹線地内」と明示されています。ここで工事に携わる人たちには是非とも「俺は新幹線を工事しているんだ!」と自慢げに宣言していただきたいと思います。たちまちヒーローになることでしょう。




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圧巻は「新幹線公民館」。なんてカッコいい響きの集会所でしょう。建物自体はかなり古いもので、居住区ができた頃からのものが現存しているのかもしれません。新幹線建設に携わった者たちの語らいが染みついているのでしょうか。



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ちなみに、残念ながら現在の函南町には「新幹線」という地名は行政区分上は存在しません。新幹線区にあたる地域は「函南町上沢」という住所になっています。それでもバス停や公民館には旧名が残されているわけですから、住民の方々の旧名に対する愛着も強いのではないでしょうか。









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補足ですが、函南駅から伸びるもう一方のバス路線には、「横当り(よこわたり)」という珍バス停が存在します。そしてバス停のすぐ側には「コーポヨコワタリ」。




新幹線が好きで好きでたまらない!俺はどうしても新幹線に住みたいんだという熱狂的な新幹線ファンの皆様は、どうぞ函南町への移住をご検討下さい。



間もなく終点です。





本日もご乗車いただきありがとうございました。







<2012.12.10訪問>



-----物件情報-------

■ 函南町 新幹線区

住所:静岡県田方郡函南町上沢

アクセス:JR東海道線 函南駅より徒歩7~8分

予算:無料

定休日:-

HP: -

電話:不明










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